2009年02月05日
なぜ?色の再現が正確にできるの?
「タイルの破片からどうして正確に、再現できるの?」と、ご質問いただきます。
それは・・・・・
①元タイルが使っている釉薬の的確な想定
基本の釉薬にどんな顔料や金属を添加すれば、
求める色や質感がでるのか、永年の経験から想定できます。
②見本焼きを繰り返す、技術者の拘り
釉薬の調合を微妙に変えて2~3回見本焼きを繰り返します。
元タイルとほぼ同じ見本ができあがっても、技術者は「まだ、まだ」とOKを出しません。
誰がどんな条件で見ても、年月の経過による退色加減までも、
同じにしたい・・・職人さんの拘りは窯の温度より熱い!
③45年を越えるノウハウ
これまでも現場に合わせた特注品を多く作ってきました。
施釉タイルメーカーとしてのノウハウが土台となっています。
専任の担当者がいます。なんでもご質問ください。
正確な再現への拘り・・・詳しくは、こちら(ブログやきもの物語「釉薬と装飾」)もご覧ください。