海外製のタイルを使った外壁から、タイルが剥離して落下し、補修用タイルをお探しの場合があります。
7年~10年位前のお値打ちな輸入タイルが入って来た頃のタイルだと思われます。
なぜ、当時の海外製タイルは剥離するのでしょうか?
反りや裏足(タイル裏の溝。)の形状に問題があったのではと、推測されています。
わずかな反りでも、隙間ができて接着モルタルが浮いてしまい、時間の経過と共に剥離したのでしょう。
国内メーカーでは、JISの陶磁器質タイル(JIS A 5209 2008)JIS規格があり、強度、吸水率、寸法・形状、ねじれや反りなどに明確な規格があります。
当社工場内でも、JIS規格より厳しい社内規格を設け、建築物件ごとの製品単位で抜き取り検査を行ない、安全な製品を生産しています。
(写真は当社の強度検査です)
もちろん、現在の輸入タイルにはこのような事はありません。
問題は当時の海外製タイルの補修用タイルを探しても見つからないことです。
当社ではこのような補修の再現にも、ご相談にのっております。