東京都P社様からのご依頼品です。
<建物から剥がして送って頂きました> (写真をクリックすると拡大します)
・下の2段が、建物に貼ってあったタイルです。
・上の3段は、2回目の色合わせをして当社が作ったタイルです。
(元のタイルは多少の濃淡がありますので、数種類作ってみました)
<さらに色合わせを進めました>
・(A)は、現場にあった元のタイルです。
・上記のタイルの中から(B)の部分を1シート分お客さんに送りました。
・お客様からOKが出ましたので、さらにもう一段階元のタイルに近づける様に
釉薬を調合し、(C)を作りました。
※社内で合格しましたので、この(C)の釉薬にてタイル生産に入ります。
<平の本生産分が窯から出て来ました。平の検品です。>
・(A) は、現場にあった元のタイルです。
・(B) は、先日お客さんに送って了解を得た物と同じタイル。。
・(C) が、今回の本生産分です。
ここで、(C)のタイルは合格です!
<役物が窯から出て来ました。曲・マグサの検品です。>
・(一番上のヨコ一列) は、45二丁マグサです。
・(一番左のタテ一列) は、45二丁曲です。
・(左から2番、上から4つ目) は、現場から送って頂いたタイル破片。
・(それ以外)は、平です。
OKです。役物タイルは平とも合っていますので合格です!
<斜めから少し光をあててみました>
・反射具合もまあまの線です!
・この角度から見ると、浮き上がっているのが見えますね。これが現場で剥がして頂いたタイルです。
さあ、このタイルが建物の修復で使われる日も近いです。